都市と境地のあいだ

地方からのまちづくりのお話

地方の人口減少について

鳥取県は人口が全国で最も少ない都道府県だ。現状をまずは公表されている統計から数字をおさえてみると、

 

平成30年7月1日時点で、

○推計人口
・総人口は、 560,930人で、前年同月に比べ減少 (▲4,896人、▲0.87%)

 

○推計世帯 ・総世帯数は、

218,998世帯で、前年同月に比べ増加 ( 528世帯、 0.24%)

 

1年で約5千の人口が減少している。

だから、毎月約410人程度減少しているわけだ。

増加に転じるためには、転入者や新たなベイビーを合わせて、毎月410人程度いればいい。

(10年後には、5万人減少している計算になりますね。)

(人口は減少しているけども、世帯が増加しているのが気になりますが、ここに大した発見はない気がします。)

 

県内人口というのは、あくまでも定住者を総数を指すから、観光客やビジネスでの来訪者は含まれていない。

 

もっと世界的な人口の流動性に着目した方がいいと考えます。というのは、家ってそもそも必要かな?と最近疑問思うから。(住宅ローンを背負いたくないって理由もあるけど、生まれ育った環境に何一つ疑問を持たないこどもではなかった)みんな他に住み良い国や地域があるってよく知るようになって、移動手段も安価になって、移住先で生きていける糧をみつけたら、、

 

もし自分が、世界で働く場所を選ばないスキルを持っていたとしたら、税制、気候、治安とか、住んでみたい地域に移住すると思う。

 

ともあれ、地域によっては、「街をたたむ」準備を始めた方がいい。

住んでいる私たちにとって重要なのは、公共サービスが維持できなくなるラインがどこなのか、予想することだ。こんな数字は絶対に公表されないから、自分で算出するしかないね。

(鳥取県の人口が45万人を切った場合、公共サービスが維持できなくなったと仮定したりしなかったり。)